競馬という名のレース サブロク

 

しわくちゃの新聞には 苦しかった時間と
予想と結果が痛いほど あざやかに焼き付けられていた
外れたのはきっと 新聞のせいではなくて
気が付けば競馬は 僕の中に住み始めた

勝ち負けだけじゃない何かを 教えてくれたレースがある
一緒に預けたわずかな金と夢

青いターフに重なる残像
ハズレ馬券に浮かべた感情
喜びや悲しみのキズさえ包み込んだ約束の光

あきれるほど簡単に 当たり続けたレースを
探してまだ僕は生きてる
間違いだらけのあの日々に
落としたお金と答えを
胸一杯にかき集めて
もう一度 あの夏空 あのレースの向こう側へ
競馬という名のレースで


斑点を馬体に浮かべた 芦毛馬のように
まだらの心じゃ勝てる 馬にも気付かない
夕焼けがまだはくぼ競馬の 終わりを待ちわびてる頃
僕らの祈りに 最後のゲートが開(あ)く

追いかけてもすれ違う結果(小牧!)
振り払えはしない残像(小牧!)
選べない道を目の前に立ち尽くした あいつ(小牧)のおかげで
あきらめても背を向けてもごまかせないハズレ 馬券は今も僕の両手に
かなわぬ夢を浮かべても 沈まない勇気のきらめき
この一瞬にかけてみたい
最後まで離さずに握り続けた願いが
導く場所を目指せ

知らず知らずに 背中向けてた競馬が
今もまだ僕を振り向かせるたび 騙されて

あきれるほど簡単に 当たり続けたレースを
探してまだ僕は生きてる
間違いだらけのあの日々に
落としたお金と答えを
胸一杯にかき集めて
外れないようにと抱きしめた
もう一度 あの夏空 あのレースの向こう側へ
競馬という名のレースで
僕らがいたあの場所へ

 

<解説>
この詩は2007年小倉競馬ツアーのテーマソングです。
元歌は去年?の夏あたりにコブクロが歌っていた「君という名の翼」です。
2006年のソフトボールの帰りに8割方完成していたものが、とりあえずの完成形に
なりました。

小倉ツアーで得たものは
  ・銀行レースをしっかり頂く
  ・3連複で絶対来ないと思った馬を絡めて好配当を
  ・競馬最強の法則で得た、新潟、函館、札幌、小倉の買い情報

小倉ツアーでの函館最終レースは絶対来ないと思った16番人気の3番とアンカツを
絡めた3連複を買ったら、アンカツ2着、3番は3着でした。
1着は、「最後に1頭恐いと思ったのはどの馬?」とけみすとさんに聞かれ、岩田君と答えた
その岩田君が1着。痛恨でした。

でも、その次の週の日曜日には、小倉10Rをタキオン産ワンツーの馬連190倍、
小倉11Rは単勝1倍台の岩田君1頭軸に、来そうにない馬を絡めた3連複で170倍、
函館12Rはホワイトマズル産は洋芝がお好きの法則通り、1着ホワイトマズル産からの
馬単、馬連で足して12000円ゲットと好調子。
こんなふうに、あきれるほど簡単に当たり続けたレースを、今後も探しつづけて行きたいと
思います。


君という名の翼 コブクロ

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