詩 さだまさよし
僕の置き土産は 四球の走者が4つ
少し猫背に 自分でマウンドを降りてくる
何げない顔で 試合壊した僕は
ゆうべ一晩 泣き続けていた そんな目をしてる
ストライクが欲しくてゆっくり投げても
ホームが遠く見えて
敗れた理由はだれもが知ってるよ
話すこともいらない
一人になれたなら それですべてを
忘れられたらいいね
重いことのない 君の手荷物を取れば
身じろぎもせず ただ涙をこぼすだけ
暗闇の中で 一人だけ投げ続けてる
投げ込むだけで苦しみがすべて
うそに戻るようで
疲れた指から離れたボールが
ネットをかすめて飛ぶ
泣きはらした目が 返ってきたボールが
僕をもう許してる
みんなと会う前に 昨日のことなど
忘れられたらいいね
今度だれかと会うときは もう
つらいのは嫌だから
<解説>
元歌はさだまさしの「駅舎」
この歌も全学ソフトボール大会でのこと。
もう説明は要りませんね。
悲しい歌です。
さだの曲に藤本が詩をつけました。
全学ソフトボールのあと、一番最初にできたのがこの曲です。
さだまさしの曲を聴いてたら余計にはまりました。
−以上−