ストライク入らない
作詞 藤本昌嘉 作曲 小澤正澄

あの頃は楽しかった 仲間も多くて
たわいもなく何試合もソフトしてた
遊びの帰り いつも終電に乗り遅れたね
懐かしいな あのたこ焼き屋さん

マウンドを降りる時の私はひどい顔
ブルペンにいる時の私とは別人の顔
このごろ投げればボールばかり ちょっと投げすぎかな

ストライク入らない 今のボール? 外野はみんな ブーイングで
きっと誰もが 替えたいのに あなたも私も それを見せない!

試合で投げきるほど コントロールないくせに
時々試合で投げるのが好きになる
一番肝心な時に 何故ストライク入らないの?
他の時には少しは入るのに

最初の打者にはストライクが先?ボールが先!
もう替えようと思ったのはあなたが先?
マウンドを降りるのが投手なら投手になんかなりたくない

ストライク入らない もうこれ以上 このマウンド 居られないわ
あんな風に大事な試合 壊せる人は 私しかしない!

勝ちが見えない もうこれ以上 このマウンド 居られないわ
でも試合の 勝利のカギ 握っているのは 私よ
ストライク入らない only ボール forever すべてボール全部ボール
やさしさ(言葉)よりストライクが欲しい 灼熱のマウンドで躍らされて!

 

この歌は「押し出して」を作った時に調子に乗って書いた
ものです。元歌はZARDの「愛が見えない」

同じく学生時代のソフトボール大会のこと。
余裕でリードしてる場面でリリーフに立ち、まさにonly ボール foever
のごとくあっという間に4人歩かせ、気が付いたら敗色濃厚に。

 


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