3 OP、EDテーマに矢沢栄吉を起用したりと、肝心のゲーム内容の割には無駄なところに力が入っている感が否めない。 2 AC版は『スパIIX』リリース後煮詰まっていたカプコン格ゲーの、まさにターニングポイントとなった作品。キャラグラフィックは『ストII』シリーズのギトギトグラデーションから淡い色彩のベタ塗りとなりアニメーションパターンも格段に増加。空中ガード、ゲージ消費による必殺技強化、チェーンコンボ、そしてガードキャンセルと意欲的な新システムを導入。カプコンのみならず他社の格ゲーにも多大な影響を与えた。 1 カプコン格ゲーのPS移植とあって当初は期待されたが、移植を下請けに委託したためか開発が遅れに遅れ、漸くリリースされた時には既にSSで「ハンター」が移植された後であり、その上ウリであったキャラクターのアニメーションパターンが大幅に削られ、その結果アーケードでの戦法が殆ど使えないと言う体たらく。ホントに存在意義の見当たらない作品である。