RYUP


こども専門の病院、、、いままで自分自身も含めてこどもが病気になったら、普通は近所の小児科ぐらいは一般的だと思いますが、その専門病院は県立で大きさからいくと、どこかの大学病院ぐらいの広さがありました。
もちろん、そこにいる患者も外来患者もこどもばかりです、、、ときどき高校生ぐらいのこどももいましたが、それは以前からの患者なのかもしれません。
ただ、外来患者といっても一般外来ではなく、かならずどこかの病院の紹介状と持っているとか、救急で普通の病院では対処できないこどもの患者のみを受け付けてくれるようです。まあ、簡単に言えば風邪ぐらいでは診てくれないといったところです。だから、とても重症(ことば的に問題があるかもしれませんが、障害という文字があるこどもです)のこどももいっぱいいます。
いままで「障害」ということばは、自分のまわりからはなく、別世界のことぐらいのことと事実思っていました。いまから思えば、そんな自分がなさけないですが、その専門病院の状況を見て、かなりのショックを感じました。。。
また、こども専門だというのに、いつも駐車場がいっぱいになるほどのこどもたちがここにいるという事実も衝撃でありました。最近はこどもにも成人病やがんがかなりあるとニュースでやっているときがあります。普通ならいろいろなところを走り回って、家族のぬくもりの中で自由に育っていくはずのこどもたちが、、です。
そして、この中にりゅうちゃんも今日から患者として戦っていかなければならないということに、その辛さを思うと涙がでてきました。。。
たぶん、奥さんもこの病院にたどり着いたときから、いろいろな思いを感じていたのではと思います。そのときはただ病院の方々の指示に従いながら、受付をして身体測定した後に、「整形外科」のドアの前まで着ました。
そのドアの前には待合用の長イスがいくつかあり、それなりにイスは塞がっていますが、特に混んでいるという印象はなかったので、そんなに待たずに診察してもらえるだろうと思っていましたが、なかなか呼ばれることはありませんでした。
後でわかったのですが、すべて診察は完全予約制で、診察後に医師により予約することになっていました。まだまだ、りゅうちゃんは生まれてから10日も経っていませんし、奥さんも産後の疲れとこの状態の心労で憔悴しながら、無言で待っていました、、、
やっとりゅうちゃんの順番となり診察室に入りました。そこには2人の医師がいて、入って右側に座っているちょっと太めで怖そうな顔をしている医師の前のベットにりゅうちゃんは寝かされました。一通り前の病院の紹介状を読んだあとに、りゅうちゃんの右足をぎゅうーーーと正常の位置に戻そうとします!
その動作を何度もした後に、おもむろにポラロイドカメラを取り出して、何枚も写真を撮っています。その間終始無言のまま診察が進められます。わたしたちは息が詰まる思いでそれを見ていました。
少しの間考えたあとに、もう一人の医師といろいろと小声で話していました。そして、「これは内反足です。すぐにギブスにより矯正します!!」「これから2週間に1度着てください」「、、、、手術の可能性もあります、、、」といろいろと説明を受けました。
病気について、治療について、手術の可能性についてなどいろいろと説明を受けましたが、ただそのときは説明を聞き逃さないように一生懸命でした。

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