主の復活をよろこび、心を上に向けよう。
使徒パウロのコロサイの教会への手紙(コロサイ3・1・4)
〔皆さん、〕1あなたがたは、キリストと共に復活させられたのですから、上にあるものを求めなさい。そこでは、キリストが神の右の座に着いておられます。2上にあるものに心を留め、地上のものに心を引かれないようにしなさい。3あなたがたは死んだのであって、あなたがたの命は、キリストと共に神の内に隠されているのです。4あなたがたの命であるキリストが現れるとき、あなたがたも、キリストと共に栄光に包まれて現れるでしょう。
ヨハネによる福音(ヨハネ20・1−9)
1週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。2そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」3そこで、ベトロとそのもう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。4二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子の方が、ベトロより速く走って、先に墓に着いた。5身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中には入らなかった。6続いて、シモン・ベトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。7イエスの頭を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。8それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。9イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。
皆さん、主のご復活おめでとうございます。
今日読まれた朗読の中で私の大好きな言葉があります。第2朗読のパウロの手紙にあることばです。「あなた方はキリストと共に復活させられたのですから、上にあるものを求めなさい。」何とすばらしい言葉でしょう。大きな喜びが、主の復活と共に湧いてきます。上を見れば見るほど笑顔が出てきます。天国である上を見れば、心のなかに喜びと希望をもって人生を歩みつづけることができます。
病気の子供たちのメッセージを紹介しましょう。
病気 藤本一宇(中学三年)
この病気になって四ケ月
いつになったら
退院できるのかなあ
でも この病気は神様が
くれたものだ
僕がこの病気に
ならなかったら
きっと
悪い心の持ち主だっただろう
ありがとう神様
僕を救ってくれて
この少年は、毎日のつらい生活の中で、上を見ることによって、神様を見たのです。私たち信徒はイエスキリストに似たものになりなさいと招かれています。
私は、来週から富士吉田の幼稚園に赴任することになりました。
幼稚園児にはジョルジョはいいにくいと思うので、名前をジョージ先生にしました。さっそく「おさるのジョージ」の絵本をもらいました。うれしいです。「おさるのジョージ」は何でも知りたがりやで、何でもまねをしたがります。ひとまねこざるです。ひとをまねます。その人間のことを、最近のロボットの研究者が話しています。「ロボットの研究をすることによって、ますます人間の重要さ、すばらしさが分かります。」と。いいことばです。人間はすばらしいものです。それは神の似姿です。そしてイエスのまねをし、似たものになるように招かれています。それは、神の愛に気づくことです。
今日も神のみわざ、復活されたイエスキリストをみて神の愛を理解しましょう。それは与えることです。神はいつも私たちにたくさんのものを与えてくれます。だからせめて、私たちも、神に心を与えましょう。子どものメッセージに次のようなのがあります。
心のきもち 田村由香(小学5年)
心と心をつうじ合わせると
なにもかもが
うまくいく
でも
心がつうじ合わなくなると
おたがいに、にくみあったりする
そうなれば
なにもかもが
うまくいかなくなる
りょうはうとも
つらくなる
気持ちになる
だから
心と心をあわせてやると
2人の心が
1つにかさなって
なにもかもが
かんたんに
できるようだ
子どもの方が大人より本当のことが分かっていると感心します。心と心を合わせれば、戦争も憎しみも、ケンカもなくなります。自分のところに来るようにとよびよせてくださるイエス様のところに目を上げて、心を捧げたいと思います。
(子どもの詩は、「電池が切れるまで、子ども病院からのメッセージ」 すずらんの会編 角川書店から引用しました。)