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スカウト運動には次のような特徴が上げられます。
スカウト教育が他の青少年団体と異なるところは、そのプログラムにあります。 それは、「ちかい」、「おきて」の実践、「班制教育」、「進歩制度」、「野外活動」を取り入れていることです。 ![]() ■ちかい
スカウトは入隊に際して、「ちかい」をたてます。スカウトの「ちかい」は、この運動の基本精神であると共に「あるべき姿」を示しています。 ビーバースカウトやカブスカウトは年少のため、わかりやすい表現での「やくそく」がありますが、ボーイスカウト以上では「ちかい」をたてることが入隊の第一条件になります。 指導者においても自発的に「ちかい」をたてることは言うまでもなく、このことがスカウト運動を推進する原動力となっています。
■おきて
スカウトの「ちかい」が自分の心構えであり、この運動の基本であるのに対して、「おきて」はスカウトの毎日の行動における「目指す方向」といえます。この「おきて」を守ることにより、スカウトとしての誇りと共に自らの行動に責任を持つことの現れとなります。 ビーバースカウトやカブスカウトでは年少のため「おきて」にかわるものとして、「ちかい」と同様にわかりやすい表現で「きまり」、「さだめ」をさだめていますが、究極的には「ちかい」と「おきて」はスカウト運動の基礎であり、全ての活動における基盤といえます。
■スカウトのモットー スカウトには日々の生活の信条としてモットーを持つようにしています。 これらはスカウト自身のバックボーンにもなっています。 「そなえよつねに(Be Prepared)」というスカウトのモットーは、偶然にも創始者であるベーデン・パウエル卿のイニシャル「B.P」です。 この同じモットーを世界中のスカウトがそれぞれの国の言葉で掲げていますが、その意味は「さあ来い!いつも準備ができているぞ」という、積極的な日頃の姿勢を示しています。
■スカウトのスローガン 私たちは多くの方々や人のみならず動物、植物、諸々のもののお世話になって生きています。 このスカウトのスローガンは、「おきて」にもあるように私たちがお世話になっているこれらすべてに「毎日毎日、感謝をし、少しでも恩返しをしよう」という心がけを示しています。
■班制度 班は、少人数の少年たちにより編成されています。ボーイスカウトの班は、 ・遊びの仲間により作られた、異年齢の集団 ・仲間の一人にリーダーシップをとらせる ・6〜7人のグループで、一人ひとりが、班の運営のために、明確な役割を分担する などのことを特徴としています。班は、少年たちの自治のグループであり、指導力と責任力を養成する場所です。 ![]() ■進歩制度と技能章課目 少年には、それぞれ持ってうまれた才能もあれば、成長するにつれて興味を持つようになった趣味やスポーツもあります。一人ひとりが、個性豊かな、伸びる可能性を秘めています。少年たちの成長に合わせ、個性を伸ばしながら、社会人として必要な資質をひとつずつ身につけさせるもの、それが進歩制度の考え方です。 進歩制度には、少年が必ず身につけるべき共通のもの(修得課目)と、各人の得意な技能や興味を伸ばすもの(選択課目)があり、色々な活動を通じて課目の修得に努力していきます。修得課目は、課目の程度がひとつの段階から次の段階へとステップアップしていき、規定の課目を完修すると進級章が与えられます。 これに対して選択科目は部門により、カブ部門ではチャレンジ章、ボーイ部門では特修章、ベンチャー部門では技能章とそれぞれ名称が異なりますが、各人の興味や特技に従って選択し、技能を修得する課目が用意されています。 ![]() ■野外活動 スカウト教育での野外活動は、単に戸外ではなくもっと広い、もっと大きな自然から学ぶことを意図しています。つまり、大自然を教場としているのです。大自然の中に身をおき、身体を鍛え、技能を磨き、知識と強い意志を身に付けますが、中でも、大自然の神秘に触れ、人のおよばぬ強大な力を感じるとき、創造主としての神を信じ、仏の加護に感謝する気持ちが生まれ、自然と信仰が芽生え育っていきます。 このような日常のスカウト活動を通じて育っていく信仰心が年齢を重ねていくに従い、より明確な形となり、神(仏)への務めを果たす社会人になっていくのです。 ![]() |
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