谷川岳(カランクルン会友、Oさん追悼登山)
2012年10月6〜7日     同行者:カランクルン:H隊長以下6名
訪問先  谷川岳
6日

(7:00大阪中央郵便局集合ー名神、中央道ー)16:00上越線水上駅でpic-kup
ー宿泊:谷川温泉ペンション「シャローム」


今年の10月のカランクルン特別例会は、
昨年谷川岳で不慮の遭難死亡された、会友のOさんの追悼登山である。

H隊長以下、各会から6名が参加した。
初日こそ天候に恵まれなかったが、一ノ倉沢の遭難現場を望む翌日のハイキングは、これ以上ない好天に恵まれた。

この山は今までに2回、山スキーと馬蹄形縦走で登っているが、何れも好天候に恵まれ、この地域の良さを満喫した。さて、今回の天候は如何だったでしょうか? 
結論から言うと、まあ成功でした。

皆さんは早朝に大阪で集合されましたが、私は前日にトルコから帰って来たので、新幹線で高崎まで向かい、上越線水上駅で皆さんと合流。

今回は土合駅でのテント泊でなく、何と!ペンションでの2連泊!これで山行の成功を確信したのでした。
(我ながら、些かオーバーか?
でも、こんな贅沢な山行は無かったな!) 


Oさんの奥さんたち、F山岳会の皆さんは、土合のキャンプ場で幕営だそうで、表敬訪問に出かける。
その後は、温泉にゆっくりと浸かる。2ツも浴室があるという、立派なペンションである(感嘆!)
谷川温泉、ペンション「シャローム」
7日:谷川岳登山

 7:30ペンション出発ー谷川岳ロープウエイ=8:30天神平…11:00谷川岳山頂(トマの耳)…13:30天神平

昨夜は楽しい宴会ののち、早く眠りました。
今日はロープウエイを利用して、山頂を目指して登ります。
時間は十分にあるので慌てる必要はありませんが、天候がいまいち?

 
今回は朝早いためか空いており、ロープウエイの駐車場に停めれました。天候は、山麓では晴れのようなのですが、山の上には雲が!

ゴンドラの駅内では、始発時間前のためか?思いのほか、人たちでごった返している。
2度目のロープウエイで乗り方はよく判っている。
「前回(スキーの時)に比べれば、まだ楽です...」

前回は4月で、スキーの時(遅く来た加減もあるでしょうが)は流石に混みましたね。
谷川岳ロープウエイ山麓駅

天神平では雲はありませんが、山頂付近はガスで見えません。
先ずは準備運動です。
「ゆっくり登りましょう」
今回の目的は、山頂から一ノ倉沢を俯瞰するのも1つである(?)

天神平からはかなり急な登りなので、忙しない登りかたは厳禁であるが、良くしたものである
「人で混んでいて、ゆっくりしか登れません!」
天神平のロープウエイ前広場にて

スキー場の斜面を登ると一旦下らないといけないので、
リフト乗り場の直ぐ脇から登山路に入ります。
暫くトラバース気味に進むと熊穴沢の避難小屋です。
此処で、隊長が小休止を宣言。

着こみ過ぎていた人は、衣服の適切化(!?)します。
「此処も混んでいますね!
との呟きもある。

小休止ののち、カランクルン登山隊はどんどんと進みますが、如何せん!大したことのない岩場ですが、人盛りで、
追い越すわけにもいかずじっと待つ。
急な岩場で、山頂に向かう人々で混みあう
2つほどピークを越すと、追い越し可能な登山路となるが、山頂は直ぐ先である。
「どうも霧で視界は利かないようですね!」

山頂(トマの耳)の手前に肩の小屋があります。
大勢の人たちで、中も外も一杯です。
風が吹いて寒いのですが、耐えられないほどではないようです。

「まあ、登って来る皆さんを待ちましょう?」
パーティーが広がっていたのでした。
山頂前の広場ー強風も吹き、霧で視界は不明
今日は視界も利かないので、手前のトマの耳までとする。
隊長も、
「此処までで良いやろ!」
と、風の中で叫ぶ。

早速、下りに向かうが、思いのほかの急傾斜である。
「でも、岩場は大したことないですね」
下ってみれば、上り下りが分かれて歩けるので、比較的早く降りれました。
「それにつけても、大勢の人が登ってこられますね!」
最盛期の富士山を思わせるような、途切れない人の列である!
熊穴沢避難小屋前の広場
帰りには、かの有名な(!?)、上越線土合駅下り線のプラットホームに向かいます。
此処は、464段の階段で地下に潜る、日本一の「もぐら駅」
で有名です。

H隊長は、
「此処は肝試しやで。
でも、夜に一人で行かんと駄目やぜ」

と、ノタマワレます。

谷川岳は、今まで1000人以上の遭難者を出して
「魔の山」と言われていますが、実際はとても素晴らしい
山です。
プラットホームに降り立ち、往時にこの階段を上って岩場に向かい、不慮の事故に遭われた若者の霊に祈ります。
土合駅下り線の長い地下トンネル
8日:一ノ倉沢訪問&下山

8:30出発…10:00一ノ倉沢出合

昨夜の夕食後、遭難されたOさんの思い出話で盛り上がりました。
翌日は天候に恵まれ、谷川岳東面の厳しくも素晴らしい景観を満喫しました。


「今回は(天気は)期待出来そうやで!」
思わず叫ぶBergenでした。
夜間は天候も安定し快適な星空らしかったでしたが、Bergenはなかなか寝付けませんでした。

今日も、ロープウエイの駐車場に車を止めて出発します。
出合までは林道を行きます。
最初こそ傾斜もあり屈曲していますが、直ぐに平坦な道になります。
マチガ沢出合
今日は昨日と異なり、白毛門も良く見渡せます。
天候は快晴です。
昼からガスが上がってきそうですが、
「今回は天候に恵まれましたね!」

今回の訪問で、マチガ沢の名前の由来もわかりました。
昔は此処から清水峠を行き来していたのですね。
マチガ沢にて
その後、一ノ倉沢の出合に到着。
此処は素晴らしい景観です。
そしてまた、素晴らしい迫力のある岩壁が目の前に迫ります。
「前回は薄曇だったので稜線近くは見えませんでしたが、今日はしっかりと見渡せますね!」
Oさんのご冥福をお祈りします。

我々は無事全行程を終えました。
皆さんは車で大阪に、私は新潟に向かうため、水上駅で皆さんとお別れです。
一ノ倉沢、中央手前がテールリッジ

谷川岳は、最終日に穏やかな天候に恵まれました。
楽しい人たちと交流し、なんとも楽しい3日でした!