大菩薩嶺
2012年7月16日()                Bergen単独     

10月7日アプローチ
新潟出発ー大宮経由ー新宿から塩山(泊)


以前から何回も行きたかったが、計画できなかった大菩薩嶺に出かけました。
新潟での仕事を終えての単独行は,2回目です。
夜遅くに塩山に到着し、旅館に宿泊。
翌日、朝早くから出かけました。
展望こそ得られない山域でしたが、好天に恵まれ充実の山旅でした。

7月15日(
新潟から上越新幹線、大宮から埼京線を乗り継ぐ。
最終的に新宿から特急「甲斐路」で塩山に到着したのは、夜も遅い21時過ぎであった。
当然ながら、路線バスはない。
「松葉荘」までは、予約しておいたタクシーを利用する。
幸いにも、北口の改札前には、しっかりと停車されていた。

迷うことなく乗り込む。
名前を確認されて、一路北へと向かう。
駅近くでの夕食や行動食の確保もままならない。
前回の鳳凰三山での経験が、大変役立ちました。
了解していたので、大宮で購入済み。

次第に市街地の明かりが眼下に見え出し、高度が上がってくるのを自覚する。この方面は初めてであり、期待と不安が半々である。
 「松葉荘」自体は、田舎の普通の民宿である。まずは入浴するが、湯船は檜造りでなかなか快適である。今夜はチェックインの時間も遅く、夕飯は出せないと言われていたので、途中の駅コンビニで購入した種々のご馳走(?)が夕飯である。ゆっくりと味わうが、明日の出発時間も早いので、早々に眠りにつく。
大菩薩嶺に向う登山道にて
7月16日(

6:20旅館発ー8:40丸川荘…12:15大菩薩嶺山頂…14:00裂石登山口

今日はノーマルルート(上日川峠ー唐松尾根)からの登頂の予定でいたが、
忙しなさが高じて、最初の分岐路である丸川峠への登路を選択した。丸川荘までは快調。その後も概ね楽しい登山であった。

翌朝、朝食摂取も早々に宿を出発する。
玄関を出ると、女将さんが1個の(もぎたて?)桃を手渡して宣われる。
「余分の荷物は預かりますが、向かいの店(果樹園の直売店)まで来てください」
と。

「了解です!」
桃を受け取り、一路先を急ぐ。
「帰りのことを考えると、できるだけ早く登るですよね」
遅くとも15時のバスで塩山に戻る心積りである。
帰りの電車を考えると、入浴もせねばならないだろう。
しっとりした登山路
宿を出て、川沿いの舗装路を上日川峠に向かって登る。
陽射しがきつい。途中、有名な寺院の門を通るが、余りの日差しに今回の参拝はパスである。

川沿いの林道を遡る。
途中から葛篭折れの林道になるが、その走行は地図通りである。

丸川峠に向かう林道を分けた地点で、
「今回はこのルートをとる!」
と決心。
(何故ならば?一番早い分岐だったからだ!私は、単純が大好きだ。アホトちゃうか?)

最初は沢沿いの葛篭折れの道。
次第に傾斜が強くなるが、生憎の霧のため視界は開けない。
傾斜が緩くなると、丸川峠の小屋であった。
(進行方向が間違得ていないのを確認して一安心。
単独行で視界が利かないのは、不安をあおるものだ。実感!)

これから大菩薩嶺の山頂に向かう尾根道を進む。
丸川荘
しかし、尾根道と言っても、簡単ではない。
登山道は概ね、鬱蒼たる林の中の、北側の山肌に沿って付けられている。
それも、横切る沢や尾根により、大幅な(葛篭折れの)巻きも余儀なくされる。

慎重なルートファインディングが欠かせない。
「なかなか簡単には頂上を踏ませてくれませんね。流石百名山ですね」
そう!ゆったり登れる稜線ではあるが、気が許せない稜線でもある。
分岐点の標識
時折地図で現在地点を確認するが、
何分にも、地図上の認定地点に乏しすぎる。
もうすぐ山頂だろうと思っていたら、これが遠い。
黙々と鬱蒼たる林の中を進む。

出会う人はほとんどいない。
「このコースから登る人は少ないんだ」

マイナーなコース取りを反省するわけでもないが、
上日川峠に寄って、その訳(人が少ない理由)を知りました。

「あれなら、こんなしんどいルートをとる奴は居ないで!」
納得です。
漸く到着した山頂は、それは淋しい稜線上の小ピークでした。
当然ながらも、展望は無し。
文献で知っていたが、現実に確認しました。

「このコースはあまり見どころが無いので、飽きますね」
頂上でも霧で視界は無いし、富士山も見えるわけがない。
大菩薩峠からなら富士山はよく見えるというが、この天候では無理だ。
大菩薩嶺山頂にて
少し下ると、幅広い平地二「出てくる。
雷岩のようだ。
皆さん思い思いにご休憩です。
今日は霧はあるが無風で、
「風が無く、寒くないのは楽ですね」

此処から傾斜は急になり、大勢の人たちを追い越します。
唐松尾根の下りでしょう。

「福ちゃん荘は、もう直ぐでしょうね!」
雷岩にて
漸く傾斜が緩んで来ると、福ちゃん荘である。
大勢の人たちが休んでいる。
皆さん思い思いに寛いでおられる。
タクシーはここまで登ってくれるらしい。
「ここまでタクシーで来れば、頂上まで1時間で登れますね。
それにしても、なかなか好い雰囲気のところです」


ここからの下りは、林道と登山道に分かれる
。当然ながら、登山道を下る。
両者はおおむね並行しているが、登山道のほうが歩きやすい。
福ちゃん荘
「下りもやはり、鬱蒼とした自然林ですね」

高度を下げるに従い、霧も晴れてきました。
日差しがきつくなってきました。

今日は意図せぬうちに、思いのほか早く下山できました。
バスの時間まで時間もあります。
折角ですから、温泉に入ります。
「鉱泉もなかなか良い雰囲気です。
風呂上がりにはヤッパリ、ビールを頂きます」


今日は(も?!)、時間いっぱい楽しみました。
これから、久しぶりにお家に帰ります。
名残惜しいが出発です。

塩山から中央線で八王子、新横浜経由で帰り、
初めて横浜線を利用しました。
「列車利用の山登りも、ゆったりしていいものですヨ」
列車の旅をまたまた再認識しました。
上日川峠のロッジ長兵衛