江若国境、百里が岳 雪山ハイキングーA.ヘンジンウエイ作:「老人達と犬」
2012年1月18日()〜19日()     淀屋橋労山(ST,SY,NC、HT,MM,KK,IS&Bergen)

17:00大阪駅集合ー名神、湖西道路ー(R367)−梅ノ木(泊)

昨年に引き続き、高島トレール、百里が岳に出かけました。
今回は前2回と異なり、東尾根からの積雪期登山です。
前日の悪天と異なり、朝から晴れ模様です。
雪もあまりひどくなかったので、楽勝で百里ケ岳に登頂しました。
珍妙な(!)お客も一緒でした。

日本海側大雪警報発出の中、大阪を17時に集合し、深草バス停で合流。
真野から坊村へ向かう道路は路面も凍結し、外気温も-3℃。

例により、梅ノ木周辺の道路わきの東屋で幕営。積雪と降雪ははかなりのものでした。
「路面の積雪の割には、結構早く着きましたね」

宴会はえらく盛り上がりました。
明日の雪模様を予想していましたが、夜は満天の星でした。
空けてきた来た霧の合間に見える山々

64:00起床、7:40木地山登山口…11:14百里が岳山頂(931m)13:00…(往路往復)…14:30木地山登山口

久しぶりにワカンが役に立ちました。
朝起きると、雪は止み、好天の兆し。
「よし!良いぞ!あとは道路状況と登山道の積雪状況ですね」

R367から外れて、県道に入っても旧朽木村最深部までしっかり除雪されている!

しかし、流石に木地山のトイレは冬期閉鎖。除雪車の方向転換場所に雪壁ぴったりで2台駐車する。
木地山の道路の、雪壁脇に駐車
橋の上には雪が高下駄のように覆いかぶさっている。これを慎重に渡り、ワカンを装着する。

稜線への取り付きは、最初の沢を越した尾根の末端から登りはじめる。
最初は急だが、歩きやすい広めの稜線は快適。天候の良さもあいまって、快適な登行を楽しむ。

気がつけば白い犬が付いて来ている。
我々のトレースを踏みながら、休憩になると尻尾をフリフリして行動食をねだるではないか!、

「なかなか頑張り屋さんですが、何処まで付いてくるのでしょうかね?」
Bergen曰く
「石徹白でもありましたが、最後まで来ますよ!」
老人(?)と犬
この同行犬は少し小太り体型のメス犬で、なかなか可愛い顔をしている。
トレースから離れて、こっそりと小水を終わらせ列に戻ってくる、なかなか奥床しいワンちゃんである。
MMさんは絶賛される。
「熟女・淑女・美女犬や!」 

やがて傾斜も緩やかになり、暫くは非対称な尾根筋の登りになる。
樹木も低くなり、行く先が見渡せます。
結構なアップダウンがありますが、
最後の急坂です。

「さあ!もう直ぐ山頂ですよ!」
とSYさんが言うが、見えているピークは恐らく
前衛峰だろうと思う。
百里ケ岳山頂(?)を仰ぎ見る
矢張りというか?へーっとあきれるか?ワンちゃんはとうとう頂上まで一緒に来ました。頂上からは若狭湾と舞鶴湾が見えます。
「名前の由来が百里四方が見渡せる!というのも納得できますね」

好天がもっと続くと思いのほか、風も次第に強くなり、下から雲も上がって来ました。小雪も降り始めて来ました。
「これは早々に下るべしですね」
百里ケ岳山頂
下山はトレースを踏みつぶしながら、ひたすら駆け下ります。
登りは3時間30分でしたが、下りは1時間30分でした。

「ここは自然林の素晴らしい、山深い山域です。雪の深い時期はなお一層幻想的な景色になりますね?」

名前はよく通っているのですが、朽木の最深部の山です。玄人好みの山です。こんな天候ですから、登ってくる人はありません。
雪一面の景色の中を下る
「警報が出ていた割には、雪も酷くなくてよかった。半分の時間で下りてしまいました」
ずっと一緒だった犬に、行動食の最後の大盤振る舞いです。
気がつけば、彼女は同行中に一度も吠えず、そのまま見送ってくれました。

長らく山に行きましたが、飼い主不明の飼い犬が山行きに
同行したのは、学生時代の和田牧場(石徹白、野伏岳)での雪中キャンプ以来でした。
帰り頃には路面の雪は融けていた