夕陽にかがやく ”モンバサ” の海
落日のモンバサ サンセット 
夕陽に光る海とシルエット 落日の海と椰子とプール

落日の海は、美しいが、同時に、なぜか、とても、せつなく、さびしい。

ここが、遠い暑い国、アフリカであり、日本人と出会うこともあまり無いせいかもしれないが、そればかりではないだろう。

大陸の大きさ、海の大きさ、暑い太陽、そして人とあまり出会わない空間を合わせた、何おもなし遂げられる巨大なエネルギーが、落日の時、全て、消えて無くなってしまうように思える、喪失感が、せつなさと、さびしさを、感じさせるのかもしれない。

砂漠の中に、取り残され、砂塵の中で廃墟となった古の巨大な都の中にたたずんだ時に感じる ” 強者どもの夢の跡 ”の思いと同じような気がする。

大きなもの、はかりしれない自然の巨大さとエネルギーは、人に、強さと共に、” はかなさや、むなしさ ”おも示してくる。 ときに、人を感傷的にさえしてしまう。

 落日の海は、ときに、人を、せつなく、メランコリーにしてしまう
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