スーダン人オーナー夫妻(中央)、と両側に社長と銀行役員

アフリカ大陸で最大の国土を持ち、その国土は広大な土漠、砂漠、砂丘で占められている。

気候は、北部が砂漠性、南部が多湿な熱帯性。

北部の砂漠と紅海沿岸は一年中、日中の気温は40度近い。

熱砂と砂塵の印象の残る国である。

(詳しくは、中央アフリカ諸国編のスーダンでお伝えします)

スーダンは、人口約3000万人の75%がイスラム教徒で、公用語がアラビア語であり、アラブ連盟に加盟する国である。

一方、アフリカ機構にも加盟しており、アラブとブラック・アフリカの間にあるが、やはり、アラブ系に位置する国である。

首都ハルツームは、国の中央に位置し、ウガンダのビクトリア湖を源流とする「白ナイル川」とエチオピアを源流とする「青ナイル川」が合流するところとしても有名である。

合流点の近くに、ヒルトンホテルがあり、合流点の近くのナイル川に橋がかかっており、異なる水の色を持つ2つのナイル川が合流し、水が混ざり合っていくのが良く見える。

ただ、やたらに暑くて暑くて、砂っぽく、埃っぽく、中東アフリカの気候に慣れない人には、大変条件の厳しいところである。

そんなスーダンから、事業のオーナーご夫妻と、社長、銀行役員が来られた。

都心のホテルで、昼食をご一緒した。

資本家は、イスラム教徒で、現地の民族衣装でこられた。
頭にはターバン、服装は、アラブ系の暑い国で共通した風通しの良いゆったりとした布を纏ったような衣装である。

日本はそこまで暑くないので、通常のスーツで良いのであるが、民族としての、またオーナーとしての誇りであろうか、堂々と民族衣装で現れた。
婦人もイスラム教徒とのことであったが、旅行中ということもあり、くつろいだ雰囲気でおられた。

料理は、文化や宗教の異なる人たちの場合は、一般的に、「フランス料理」が無難である。
更に、先方の宗教の度合いに応じたアルコールや豚肉についての配慮も必要である。

日本にあまり馴染んでいないご一行には、最大級の気配りが求められるところである。

   疲れる〜 
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