仮装踊りを見物する人達 広場の野外観覧席。欧米人、現地人など
頭はキリン、体は豹、足は縞模様。
何だか分からぬ奇妙な合成動物の仮装で踊る
頭はワニ、体は不明の仮面舞踏会
バックミュージックは太鼓のボンボコボンボコ。 
バックダンサーが必ずいる

ザンベジ川流域で古代からのアフリカ原住民の仮面、仮装踊りがあるので見ることとした。 プログラムが出来上がっている。

会場は常設の野外のオープンステージ。舞台はアフリカの赤土。 雨天は中止となる。
背景は密林とアフリカスタイルの丸い藁葺き小屋。 バンドはアフリカ風太鼓が4〜5人、それに大きな瓢箪のようなものをぶら下げて叩く。いずれもリズム用打楽器。


 
出演者はレビュウ要員と仮装要員とに分かれる。全員裸足。(当然のこと。古代に草履や靴など無い)
レビュウ組は10人ぐらいで、足を上げないラインダンス。
アフリカ太鼓で独特の激しいリズムを打ち鳴らし、奇声をあげる。
踊り子もそれに合わせてアフリカンスタイルの踊りをする。


仮装組は本来何のためにこのような仮装をし、踊るのか定かではないが何か意味があるようだ。

宗教的儀式用か、病気の祈祷か、戦いの時の敵への威嚇か、男性個人の強さのアピール用か、悪魔払いか、お祝いのセレモニー用か、権威の象徴用か、戦いに行くときに戦士の士気を鼓舞するためか、いずれか分からないが、古来より仮面、仮装踊りとして続けられてきている

アフリカ本来の生活の姿はこうした習慣や風習がアフリカの気候と自然の中で長く続けられてきた。今アフリカは変わりつつあるがアフリカの原点として、心の何処かに意識しておく必要があるのではなかろうか。
男女掛け合いのレビュウショウ
色は黒いがアフリカの美人達。 身のくねらせ方はしなやか
象とキリンとサイを合成したやたら大きな姿に仮装し、巨体をゆすって踊る(威嚇かも)
次話へ