マダガスカル島の東方800kmのインド洋上に浮かぶ小島

(フランスの海外県)

快晴の日に、ヘリコプターで空から
島内を見る
ヘリはエアー・レユニオンの大型のもの
現地人とフランス人とドイツ人と

レユニオンはマダガスカル島の東方800kmの島であり、フランスの海外県である。
人口は約70万人。 県都はサンドニで人口約15万人。 住民は欧州系、アフリカ系、インド系などの混血である。 公用語はフランス語である。

はるか昔の1642年にフランスの植民地となり、第2次世界大戦の翌年の1946年にフランスの海外県となる。

主要産品は「サトウキビ」であり、輸出の70%は砂糖である。
もう一つの目玉は、噴火し続けている火山、豊かな海と太陽を求めてやって来るフランス人を中心とした観光客である。

アフリカ地域のフランス語圏へ行くときは、大体パリ経由で行くことが多い。
パリでフランス人と会い、会議の後、ここレユニオンへ行こうとしていたとき、フランス人から、「次は何処へ行くんだ」と聞かれた。「アフリカだ」と言うと、「アフリカの何処だ」と。 「レユニオンだ」と言うと、そこに居合わせたフランス人が一斉に、「ノー。レユニオンはフランスだ。確かに、アフリカを通り越した、アフリカの近くにはあるが、あそこは間違いなく、フランスの領土であり、フランスそのものだ」という。

” 知ってる。知ってる。レユニオンはフランスの海外県だよね ”と
そんなに、ムキになって言い張らなくても。

レユニオンへ行ったときには、何度かヘリコプターで島内を上空から見る。島の全貌を知るには、これが一番である。

空港の一隅にある、ヘリコプター発着場へいく。
ヘリコプターには、大きさや性能、綺麗さなどで何種類かがある。

今日のヘリは「AIR REUNION」が運行する大きいものであった。

快晴のなか、ヘリは飛び立った。 同乗者は、現地人と、このとき、来ていた、フランス人とドイツ人。

ヘリポートの周りは、かなり険しい山々と、青空に浮かぶ白い雲だけで、他には何も見えない。

フランスと言うべきか、アフリカと言うべきか。 どっちかなあ〜。

   う〜ん・・・・
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