夕暮れのゴレ島
左側はセネガル海岸
セネガルを後に、大西洋へ

セネガル編では奴隷の島「ゴレ島」や奴隷貿易について、またガンビアを舞台にしたドラマ「ルーツ」や主人公の奴隷「クンタ・キンテ」について大分お伝えしてきました。

奴隷たちはアメリカに向けて大西洋を奴隷運搬船で渡っていきました。

今回私も西アフリカのセネガルから大西洋を渡って、アメリカのニューヨークへ行くことにしました。

普通アメリカへ向かう長距離の飛行機に乗る場合は、信頼性やサービスの観点から、欧米系のエヤーラインに通常は乗ります。

しかし、どうせ、アフリカから奴隷達と同じコースでアメリカに行くなら、現地の西アフリカの黒人の小国が連合して運営している航空会社の飛行機で行くことにしました。

「エヤーアフリック」(アフリカ航空)という西アフリカへ行かなければ乗れない飛行機です。

パイロットは黒人、客室乗務員も全員黒人である


セネガル午後3時発、ニューヨーク翌日の午前6時にケネディー空港着のフライトです。

上の写真のように、夕暮れが近づいたセネガル湾に浮かぶ「ゴレ島」を眼下に見ながら、大西洋横断へ。

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