生徒作品など
これらの作品は、純粋に子どもたちの創作物とできるのかは、はなはだ自信がありません。
しかし、子どもたちが偶然にせよ出会い、自らの感性により心に留め、そして記録したものには違いなく、また、おそらくこの世にたった一つしかない言葉の組み合わせであることは確かです。
<作品(?)例>
恋しくて気になる陽ざし蝉の音 (M)
部活動の僕らはじける懐かしく (R)
想い出すせみははじけて跳ねる山 (K)
早き朝運動会の気高き日 (S)
虹も聞こ僕ら悲しき夢深く (N)
砕け散る時代厳しく写真かな (T)
うらぎりも散らして熱き卓球部 (H)
精神力ゲームボーイの冬休み (N)
旅立ちの夢は道のり風の春 (H)
学問がうれしく終わる卒業式 (N)
光る世を愛する花の涙かな (T)
柔道も苦しみ重く汗の夢 (M)
待つ春や母を眺める花優し (I)
夏空に蛍まばゆく小さき世 (T)
放課後は笑顔優しく淡き夏 (A)
桜知る刻む受験のいたわしき (O)
バレ−ボ−ル夢勇ましく誓う夏 (M)
恋の子は秋と涙と繰り返す (N)
立つ夢に卒業式の庭ぞ去り (I)
星も寝て振り向く秋に哀しみか (A)
生まれながらの小さき雪や優しさか (S)
坂道や花と想い出追いかける (K)
眩しさやはしゃぐ桜の日を歌い (Y)
<子どもたちの学習後の感想>
コンピューターで俳句が作れて、とても楽しかったです。自分の打った言葉が、自然と俳句になって出てきて、感動でした。そして、すごいステキな俳句もできて、「俳句ってこんなに楽しいんや。」と実感できました。俳句って真っ白な紙を見てるだけだとなかなか思い浮かばないけど、好きな言葉を入れて、それが俳句になるんだから、何句でも作れてうれしかったです。これからも、コンピューターを使って学習をしていきたいです。(H)
思いもせんような句が出てきたりして、びっくりする日々でした。あと、気に入った句を記録し忘れたり、その辺が、我ながら子どもやなーっと……。(K)
私は、内緒でテーマを「恋」にしました。文字を入力する速さが、速くなりました。あれだけの言葉で、すごい数の俳句が出てきてびっくりしました。わけの分からないものがたくさん出てきましたが、それがまた面白かったです。いままで、自分で考える俳句作りをしてきたけれど、ちょっといやでした。でも、今回は、楽しめました。(N)
私はコンピュータを操作するのが好きなので、この授業は、すごく楽しかったです。初めはやり方が難しく感じましたが、覚えると簡単でした。自分が入力した言葉が俳句になって出てくると、すぐ記録したくなりました。おもしろい俳句が出てきたり、意味不明な俳句が出てきたりして、とても楽しかったです。また、コンピューターの授業をしてほしいです。(A)
俳句について勉強して、短い文章でも大切なことを伝えることができるんだということを学びました。そして、俳句はいろいろな情景、作者の気持ちが想像できて素晴らしいなと思いました。作文とはまた別の違った素晴らしさや面白さがありますよね。パソコンで言葉を入力するだけで、あんなに面白い俳句ができるなんていいですね。もっともっとやりたかったです。あと、人名を入れると面白いことが分かりました。あれはイイですよ、マジで。また、高校へ行っても、俳句については勉強したいです。俳句が好きになりました。(M)
コンピューターを使って学習すると楽しいし、分かりやすい感じで、教室でしてる雰囲気と全然違うから、良かったと思います。俳句作りをコンピューターを使って興味を持ちました。俳句は、短い文の中にもどこか奥の深い思い(想い)が込められている感じで、少し、俳句を好きになれました。これからも俳句にひかれていきそうです。(T)
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Last Update 1998/08/06
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