アウトサイダー的国語教育論(古典編)
| 滋賀県中学校教育研究会国語部会 |
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<研究主題> 言語の力を育てる国語学習 古典の授業の新展開 −古典の学習で何を学ばせるか− |
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a)比較 ア)「古文」と「現代文」の比較 イ)「原作(出典作品)」と「現代に伝わる作品」との比較 ウ)「作中の登場人物の行動・ものの考え方・価値観」と「現代のそれ」との比較 エ)「当時の生活のあり方・様子・風俗」と「現代のそれ」との比較 オ)「原文」といくつもの「口語訳」とをそれぞれに比較 こうした「比較」を通して明らかになるのは、「時代とともに変わってしまったもの」「時代を越えて変わらないもの」であり、同時にこの活動は、「今」を限りなく見つめる活動でもある。 |
| 課題1「御伽草子」の「浦島太郎」とわたしたちが読んだ昔話の「浦島太郎」との違いを見つけられましたか。 |
| 課題2 なぜ、このような違いができたと思いますか。あなたの考えを書いてみてください。 |
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b)原文に立ち返る 「原文」そのものに立ち返って、その「古語」の意味やニュアンスをとらえる必要がある。こうした活動こそが、登場人物の心情や考え方などを読みとるときの「たしかさ」を支える活動であるといえる。 |
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c)声に出して読む 「古文」を「声」に出して読むことの重要性はこれまでの多くの授業実践の中で指摘されている。 |
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d)ワークシートの工夫 「古典」の授業に限らず、生徒が手にするワークシートは、よりよく工夫したい。学習のねらいを効率よく達成するものだけでなく、特に、生活(衣食住)の様子や風俗習慣などの補助資料的なものも活用したい。また、イラストなどの視覚的なものを取り入れたワークシートに生徒は学習意欲を示すので工夫したい。 |
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e)表現や創作 現代の自分のものと比べながら、筆者のものの考え方・見方をあらためて見つめることをねらいとして「表現・創作」の活動が考えられる。また、「作文」という表現手段に限らず、「4コママンガ」に仕上げ直すといった表現活動も考えられる。 |
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f)郷土の古典資料の活用 教科書に取り上げられているものだけでなく、「郷土」に息づく「古典」を授業の場に取り入れ、「郷土」の人々の思いを探っていく活動は、「選択国語」への発展や「総合学習」への発展の可能性を十分に持っており、「生涯学習社会」を生き抜ける生徒を育てるこれからの教育現場に大いに求めらていくものとなるだろう。「郷土」に息づく「古典」をどのような形で教材化したり、補助資料としてどのように活用していけるかが今後の授業実践の課題の一つといえよう。 |
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