カウンセリングルーム等コンピュータ設置活用調査研究



実践事例

[1] データベースの活用事例(職員への情報提供)




[2] 生徒の保健情報データベースの活用事例(生徒に直接関わる指導の場で)

<実践事例>

■対象生徒:2年生女子(食欲不振・体重減少・貧血・月経異常)

(1) 背景および経過
    両親は、共に公務員で、父親は帰宅時間も遅く、本人とは話す機会が少ない。また、母親も勤めがあり、また、小学校と保育園の弟2人に関わることが多く、養育態度は本人任せなところがあった。
    入学後、バレーボール部の中核として練習に励む生活を続けてきたが、2年生になり、体重が40Kg台から50Kg台に増加したが、特に、4〜5月にかけて、4Kgも増加した。
    バレーの練習中に、顧問より少し体重を落としたらどうかという声を掛けられて、ショックを受け、それ以後、給食以外は食べられなくなった。
    10月頃になると、生理が止まった。また、11月以降は、午前中にふらつきが起こり、脳貧血のような症状で不調を訴え、保健室にしばしば来室した。
    12月には、午前中の血圧が80/54の状態が続き、体調も悪く食欲不振も続いているので、家庭連絡し、専門医の受診を勧め、以後治療を始めた。
    また、両親の本人への関わり方についても支援を開始した。
(2) データベースの活用場面
    母親と本人に一般的な拒食症という病気について説明した。しかし、本人には、自分がそうした状況にあることの自覚がなかった。
    そこで、体重の変化のデータをグラフ化して提示し、本人が積極的な気持ちで治療に向かうように図った。
    その後も、体調を把握し、体重を定期的に測定して、その結果を本人に提示するなどして、側面的な支援に活用している。








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Last modified 2001/02/27