| カウンセリングルーム等コンピュータ設置活用調査研究 |
 | 調査研究テーマ |
生徒の変容に対応する健康教育および教育相談等の充実をめざして
コンピュータによるデータベースの活用
 | 主題設定の理由 |
<本校の概要>
本校は、普通学級19クラス,障害児学級3クラス、全校生徒700名(平成13年2月現在)の湖北で最も大きい規模の学校である。
校区は長浜市の北部に位置し、概ね、市街地、農村部、新興住宅地の三つに分かれている。以前は、農村部が7割以上を占めていたが、近年開発が進みそのうち約半分ほどは新興住宅街となっている。純朴な土地柄であったが著しく都市化の傾向をたどっており、社会構造・生活様式の変化によって、価値観の多様化が急速に進みつつある。歴史と伝統を誇りとする古い土地柄から急速に新しい町へと変貌しつつある。教育熱心な地域環境であり、学校教育への期待も大きい。
生徒は明るく素直で、人なつっこい。主体性にやや欠けるが、元気よく挨拶ができる等、基本的な生活習慣はほぼ身についている。
<課題を持つ生徒の実態と対応>
しかしながら、現代的な課題とは無縁ではなく、種々の課題を持つ生徒の数も増加している。とりわけ、不登校傾向の生徒は、毎年20数名前後を推移している。
そのため、生徒指導や教育相談活動などの取り組みを強化してきているところである。
平成9・10年度には、いじめ不登校加配、平成11年度からは、オアシス相談員(週2回来校)による特別な措置も図られてきた。
特に、教育相談は、数年前より校内研究の1部会に位置づけ、不登校傾向のある生徒や家庭への取り組み、定期的な教育相談活動の実施、教員の指導力の育成、関係諸機関との連携などに取り組んできた。
しかし、そうした中で、対象生徒の増加、個々の生徒に直接関わる教員の増加、関係機関との情報交換や連携などの緊密さの必要性の増加などの要件に迫られ、学級担任や教育相談担当だけが対応する体制を変える必要性が生まれてきた。
また、該当生徒が担任との人間関係がうまく持てないケースもあり、そうした場合、他の者がサポートする体制づくりの必要性も生まれてきている。
<校内のコンピュータ活用に関するインフラ等の状況>
本校は、平成9年7月に、インターネット接続を開始し、Webページも公開してきた。その後、平成10年10月には、コンピュータ室と職員室に校内ネットワークが敷かれ、運用を開始した。また、本年度、8月から10月にかけて、1年生の各教室までネットワークを延長した。
教職員のコンピュータリテラシーは高く、全職員がコンピュータ操作ができ、職員室では、28台(職員の3/4)の私物のノートパソコンがネットワーク接続している。
昨年度は、情報教育分野で滋賀県教育研究奨励賞を受け、また、財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)のEスクエア(e2)・プロジェクト「学校企画」にも参加した。
コンピュータに関する職員研修も定期的に実施する一方で、日常業務の中でお互いにサポートしあって常時研修が行われている状況になってる。

[職員室内の様子] |

[コンピュータ室内の様子] |
<コンピュータによるデータベースのメリット>
上記のような本校の実態から、コンピュータにより、データベースをデジタル化することにより、下記のような資料の活用が、常時、迅速にできると考えた。
○学級担任以外からも、広く情報を収集できる。
○担任以外の教員が生徒と関わる場合の基礎資料にできる。
○課題を持つ生徒の変容をつかみ、生徒や保護者からの教育相談に活用できる。
○関係諸機関との連携の際の基礎資料にできる。
 | 調査研究の柱 [重点項目] |
- 日々の教育相談の記録の蓄積と、生徒の出欠状況・保健室利用・疾病等、生徒一人ひとりの心身の健康管理に関するデータベースを作成し、教育相談の充実を図る。
◯校内ネットワークにより、「生徒一人ひとりの心身の健康に関するデータベース」 を作成し、活用を図る。
- 養護教諭、心のオアシス相談員、生徒指導主事、学年主任、学級担任など、該当する生徒にかかわる担当者が、随時、データベースを参照したり、書き込んだりして、記録データを共有し有効活用を図る。
- インターネット等を利用して、健康教育・保健(教科)指導に有効な健康情報を教材化し、併せて指導方法の改善を図る。
◯健康教育、保健(教科)教育において、インターネット等を活用した課題解決学習の導入を図る。



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Last modified 2001/02/27