【  お手入れ方法 】




  仔犬の時から寝かす癖をつけましょ〜! 
( 服従訓練にも繋がります。)
コート(毛)のお手入れ又、縺れの撮り方を少し書いて見ます。ロン毛の仔犬は幼児期から寝かす癖を付けてると、大きくなった時、お手入れが簡単になります。だからと言って慣れてない子には急激にしないで最初は短い時間で成らして下さい。嫌がらずさせてもらえるように躾ける事が大事。

又、仔犬の時は縺れ難いが8ヶ月頃から段々と縺れが出て来るようになります。
1才位からコートがかわるので手入れを怠らない様して下さい。又、シャンプーも月に2回ほどが理想的です。犬種問わず ブラッシングも週に2回位すると縺れも極端には出来ませんが怠ったならばフエルト状になり兼ねなく大変手間が掛かる様になりまぁ〜〜す。

 フエルト状になった場合はおそらくボディーにバリカンを入れられると思いますので早めにアンダ・コートの処置をして下さい。コームで取り除く・・・3月〜5月は気を付けて^^

又、縺れが酷い場合はゾイックのアンニットをスプレーし良くなじませてから被毛を優しく解きほぐしグルーミングします。又はコート&スキンコンディショナを毛玉部分に多目にスプレーして15分位おいてからスリッカもしくはカマで取り除いて下さい。

 尚、毛玉取り剤を使わない方はリンスを薄めた物をスプレーしてパウダーもしくはコンスタチを掛けブラッシング。それでも毛が引っ掛かる時は同じくもう一吹きスプレーしてパウダーをします。順序よく細かくブラッシング。汚れのひどい所は必ずスプレーしてパウダーも同時に行って下さい。被毛が粘りブラシーが出来ない所は指で細かく裂きブラッシングする。

「 当犬舎はカマを使って簡単に縺れを取ってます。お写真( 左下 ) 」
又、オールドの様に長毛犬の場合は必ず刃が一本になってるカマを使うように・・・
市販されてるカマは他の毛も痛め短く切れアンダコートも取り除かれ毛を引っ張るのでワンちゃんが嫌がりますので使わないようにして下さい。
   
 サモエドは「毛かき」を使う事でムダ毛を根元からかき出せます。

ここで大事なのはピン・ブラシーを使われる方は一気に解きほぐす事。途中で止まると毛は間違いなく切れます。ブラッシングをする前には大きな毛玉、縺れはあらかじめほぐしてから行って下さいネ・・・

やり方としては下の方から行って下さい。手足だと下の方から毛を2分して左手で毛を押さえ右手でスリッカを持ち解きながら段々と上に行って下さい。そしてコームで解きスムースに行けは縺れはないと言う事なので、その後ブラッシング。手首を使い皮膚を叩く様に刺激を与え血行を良くしながらブラッシング・・・
            
毛だま取りのカマ シャンプ


縺れ毛が取れたならシャンプー&リンスをして下さい。リンスも洗面器などに薄めて満遍なく行き渡る様に。ロング・コートのワンちゃんにはリンス剤は絶対的な必需品なのです。
特にダメージを受けた被毛の健康を取り戻す為に使われてるのがトリートメント。順序としてはシャンプー。トリートメント。リンスで仕上げる方法が理想的でしょう。

又、肛門線を絞る事も忘れないでね。ドライヤーの前には吸収タオルなどで水分を取りバスタオルで良く拭いて下さい。耳と首の周りは乾き難い為しっかりドライングする事。そして耳掃除も忘れないでしっかりと拭いて下さいね。後は仕上げにカット。ロングスローの仔犬はブラッシングとカットのやり方を図で示してお渡しをしてますが、他で求められた方は、下記の様にして下さい。

  〇 肛門の周りを2cmほどカット。(便がくっ付かないように)
  〇 お尻のカットは肛門が見えないように斜め真っ直ぐハサミを入れて下さ
    い。後ろから見ると逆▽形
  〇 足先回りも丸くパットにかけて斜めにカット。
    これで仕上がり。皆さん挑戦をしてみて下さい。

 【  肛門線の絞り方 】
肛門を時計で例えると12時とします。左右斜め下4時と8時の所に袋がありまぁ〜〜す。痩せてる子は左右同時に行います。そこをつまみ上に押し出す様に出して下さい。押し出す時ピュ〜と飛び出すので気を付けて下さい。茶色の臭い臭いが出てきます。

又、肥満の子は押すと袋が逃げるので人差し指を肛門の中に入れ親指で挟んでしごく^^それを左右にして下さい。又、そのままでもワンちゃんが興奮する事で出てきますので無理にしなくとも良いと思います・・・