2002.3.16

13日深夜に、なんとなく昨年末に切って膿みを出した跡のしこり(袋)が痛くなる。
袋ごと取ってしまうには位置が危険という事で様子見だったのだが・・・
今まで年一回のペースで化膿していたが、今回は前から4ヶ月。ちょっと早い。
それだけでなく大きくなるのも早く、翌日には触った感じは勿論、見た感じでも弱冠腫れているのが解るくらいに。
そんなわけで15日、22日の予約を一週繰り上げて診察へ。

まずは内科、もしかして病気と関連性があるかも、あるなら一時的にプレドニンを増やすかも、とのこと。
で、外科へ行ったら、関係ないでしょうとの事でプレドニン増量は免れたっぽいが、(まだ解らないけど)
袋取ってしまうか、と急遽手術決定。しかもその日のうちに。
前回危険性をさんざん説明されたのでいきなりの決定にかなり焦った。
とりあえず薬で様子を見るか、それでも前回は効かなかったため、
切るかもしれない事は想像していた。
でもそれは膿みを出すために切り開くだけくらいの覚悟しかしていなかった。
もししこりを取るにしても、上記どちらかで腫れを引かせた後と思っていた。今までがそうだったし。
早めに行った事で十分手術出来る範囲内の腫れやったって事かな。

今回も散々危険だという事、袋のある位置が深く、神経の近くまで根を張っていたら途中まで切って止めるとの説明。
さんざん脅されつつも、それ(顔面神経麻痺)だけは防ぎたいという事なわけだが、、、
その後は、プレドニンを飲んでる関係もあって、血液凝固等事前の検査を受ける。
場所によっては外来手術でもいける(尻の時はそうだった。腕・脚は手術室。)けど、
慎重にやる必要があるので照明もしっかりした手術室で行う事に。
で、3時間の空き時間。
長いような、それでも心の準備するのには厳しい時間。
いくら何度も経験して慣れていると言っても、突然この内容だとさすがに動揺するし。
(ただ切り開くとかなら即でも動揺しないし。そら嫌やけど。)
一旦家に帰るにしても10分も居れんやろうし、ぶらぶらと。
一週間は髪洗えないの必至だし、場所を考えると伸びた髪は邪魔かな、と、
理容店で坊主にする事も考えたが、考えただけで終わった(なんやそら)
結局1時間散歩、1時間公園?のベンチでボーっとして落ち着きました。
(その間、通院知ってて連絡くれた人、たまたま連絡くれた人には本当に助けられました。有難うございます。)
落ち着いてからは、まだ時間があったので会計待ちの場所でうっかり寝てしまっていて、看護婦さんに起こされた。
いくらなんでもうって変わってリラックスし過ぎか?

以下は痛いの嫌な人は読まない方がいいかもしれません。

手術は慎重さを要するものの大きな手術でないのだけど(かかった時間約1時間半)、かなりきつかった。
4時間程の手術の経験があるけど、実感としてそれ以上に。
始めの言葉が、「はい、それでは顔面麻痺しないように頑張りましょう」っていきなりびびるって。

まず場所が悪い。
耳たぶの丁度下あたりから顎関節?のあたりなんやけど、
自分の肉がメスやハサミで切られる音、よく出血する場所なため血が出る音(顔は布でおおっていたけど、床に散るの見えるし)
レーザーメスで焼く音、全部が耳からというより頭の中に直接響くのがかなり嫌。

それでも序盤は痛みを感じる事もほとんど無く順調だったが、
切っていくうちになんと袋が変形して2つ、ひょうたん型にある事が判明。より深く切る事に。

ここからが辛い。
顔面神経だけでなく、耳下腺(唾を出す腺)、耳の軟骨が障害に。
耳下腺にはへばりつくような感じだったらしく、耳下腺を傷つけると傷口から唾が出るから治りが大幅に遅くなるため、
「切る」というより「引っ剥がす」ようにしたようで。
ここまで奥だと麻酔が効いているのか微妙で、痛い痛い。
切るのはまさに切られる痛さで、引っ剥がす時は勿論ちぎられるような痛みと、
押さえるからか凄く神経が圧迫されるような重さ。引っ張られるような痛さと。
そんななのに、歯をくいしばる事は怖くてできないし(切ってるあたりが動くから)。
変わりに比較的自由な左手で右腕を掴んでいたのだが、終わってみれば見事に指の形にミミズ腫れ。今もまだ痛い。
麻酔無しで手術する場面なんかで、縛ったりしてるのを見聞きするけど、
あそこまでは及ばないにしても、こういう時の人間の力は凄まじいと思った。本当に。
利き腕でないうえ、ただでさえ筋力、特に筋持久力が落ちているのに、
一時間程度休み無しに普段の全力を超えた力で握り続けていたわけやし。
それから左手がかなりきつい筋肉痛になった事は言うまでもなし。

骨折で足首が180度以上回転していても涙一滴出ず、感心されたことのある自分でも、痛みで涙出た。
本当に久々に。いや、鼻毛無理矢理抜いたら出るやろうか。じゃぁ大した事無いのか。
と、しょうもない事を考えつつ終わったんやけど、
終わった事による安堵感・体にはまだまだしこりあるうえ、これからも出来易い事からの不安
あとは痛みに涙出た悔しさ、色々あったと思うけど
この時になって涙に続いて鼻水が少し出たんで、恥ずかしながら少し泣いたのかも。
漢じゃありませんな。
痛みで涙が出たのは「泣く」とは意味合いが違うので。微妙な作業してる時に泣いたら危ないし。
痛い涙は例えるなら鼻毛強引に抜いた時みたいな(以下略)

摘出した袋は目の前で見せられながら説明を受けた。
本当にガマグチみたいな形の袋が二つ連なっている感じ。
大きさはイヤホンの先くらい。イヤホンの両耳合わせたら、まさにそんな感じ。

手術中からも何度か確認されたのは、まばたきが違和感無くできるかどうかという事。
違和感は感じなかったけど、終わってから鏡見てみると目・眉が微妙に左右非対称。かなりショック。
でも、違和感無かったって事はおそらく手術中の圧迫や引っ張った事による影響、麻酔によるまぶたの重みだったように思う。
口は変化無しやったし、時間が経つにつれ普通に戻ってるし。
実はそれ以上に凄くやつれて完全におっさんになってたんにショック受けたり。

終わってみれば顔面神経は無事なようやし、後は傷から唾が出てこないか確認すれば成功だったという事で、万々歳か。
(因みに化膿止めの錠剤を2種類、ジスロマックとダーゼンを処方してもらった)
麻酔切れきての痛みもまだ少ない方やし、テープのかぶれの痒みも珍しくない。
ただ、またいつ他の場所に出来るか解らんと思うとちょっとだけ憂鬱かな。
大学病院の頃と違って特定疾患きかないんで手術代も馬鹿にならんし。

翌16日、傷を見せに病院へ。
この冬は掲示板で話題になった影響もあって顔のケアをしてたからか、皮膚がボロボロこぼれることはなかったんやけど、
昨日は風呂入れず、疲れて何も塗れずで、タオルお湯で濡らして拭くだけだったのだが、朝起きて鏡見るとびっくり。
まるで半魚人、うろこみたいになってるし、顔。
改めて掲示板で色々教えてもらった事の効果を思い知って、感謝しました。
傷口はというと、痛みはそれほど無し。
手術自体がかなり痛かったからそれほど思わないのか。少なくとも辛くはない。

前置きはこのへんで、病院へ。
腫れてきてないか、との聞かれたけど、その時はまだ手術した後普通に腫れるくらいにしか腫れてなかったので、
そう答えたら、まだ腫れるようならすぐ来て、との事。
耳下腺が傷ついている可能性はあるらしいので。
そしてガーゼ交換、、、と思いきや、「傷が見えてるのは格好悪い?」と聞かれ、
「いえ、別に、、、」と答えると、なんとガーゼ外す事に。
昨日の今日でええんかい、と思ったが、スプレーをシュシュッとかけられ、乾けば膜が出来て大丈夫らしい。
これは初めての展開。新しい医療用品なんかな?そうでもないんかな?
とりあえず今は傷口があらわになっていて、触るのはさすがに怖い感じ。
ガーゼより全然傷口に気を使うのはかえってええかも?
一週間もテープ貼ってるとさすがにかぶれるんで有り難いけど、さすがに違和感あるなぁ。
普通にガーゼで覆われてると思ってつい触りそうになってたり。

傷はどうやら4針。同じような手術した中では小さい方かな。小さく深くみたい。
せっかくガーゼ無くて見えてるから写真撮ってみたけど、、、あんま見せるものじゃないですよねぇ。
よく見てみると、そのスプレーの膜のようなものが見えます。
まぁ物好きな方のために。ここからどうぞ
でもまぁ、次は傷が腫れなければ一週間後に行って抜糸で終わりと思うと安堵したのだが、、、

帰宅後の夕方、安堵しすぎて「トイレトイレ」とトイレへ行った時、鏡見ると腫れてるし。
傷口がある所より少し下のあたり。
正直唾が溜まっていってるのか、そうではないのか解らない。
関係無い気もするし、そんなに凄く不安なわけでもないし。
どちみち月曜日まで病院開かないわけやし、今は関係無い事願うだけ。
変化があればまた続きか日記で書きます。


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