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    第5回 心の洗濯


    続き・・・というよりは前回のおまけみたいなもの。

    何せ長い期間の話なので、体を拭いているだけなのはあんまりだから、
    と風呂にも入れてもらえる事になった。
    風呂に入るためのストレッチャーに乗せられ、数人の看護師とともに入浴タイム。
    「ナース服姿の女性数人と風呂に入り、あれやこれやと洗ってもらう」
    なんだか凄くいかがわしい雰囲気が漂うが、もちろんそんなはずはなく。

    そもそも数人付いてきた理由の一つが、体が大きいからだった。
    普段体を拭いてくれる時も看護師はハァハァと言っている。
    目の前に若い裸体があるから。
    そんなわけはあるはずもなく、疲労で息を切らしていただけだった。
    それが風呂場では遠慮なしに洗えるのだ。

    まるで動物園のカバのように、
    まるで日曜日の昼下がりの車のように、
    まるでドリフの「サービス過剰な銭湯」のいかりや長介のように、
    繊細かつ豪快に洗濯された。

    いや、確かに気持ち良かったのだけれど。
    洗う側も洗われる側も日頃の鬱憤が晴れたのだった。


    実はもう一回印象的な入浴があったのだけれど、こちらはどちらかと言えば良い思い出。



    続く


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